吉田海運グループでは、衝突防止補助装置が搭載されていなかった約280台に対して、その後付けが可能な『モービルアイ』を搭載し、営業用全車両で衝突防止補助装置が稼働している状態を構築いたします。
モービルアイは、Mobileye(モービルアイ)社による、独自のチップセットとアルゴリズムによって駆動される、同社特有の視覚ベースを基盤にしたシステムで、衝突リスクを軽減するのみならず、その包括的なソリューションはアフターマーケットアプリケーションとして利用されており、数多くの自動車メーカー様の車に採用されている技術です。そして今回の導入は、Mobileye(モービルアイ)の日本におけるマスターディストリビューターであるジャパン・トゥエンティワン株式会社様によるご指導の元推進しています。
本機の設置については、吉田海運グループの車両整備部門である、佐世保配車センターAUTOWORKS株式会社並びに、西日本産業交流事業協同組合 西日本トラック須恵整備工場がジャパン・トゥエンティワン株式会社様より技術的な支援や教育を受け正式な取扱店として認可されており、これから約一年を掛けて全車両へ設置を実施する予定です。
「もう一つの目」となる本機衝突防止補助装置の各種機能は、直接的な事故防止に留まらず運転者が認識していないヒヤリハット事例のあぶり出しにも効果があります。吉田海運グループでは、その各種アラートが、“事故に発展し得る事象とならない運転”を運転者の身体に馴染ませることに繋がり、普段の運転の中で安全運転訓練を継続しているものと同義として、間接的な事故防止教育にもなると大きな期待を寄せています。
吉田海運グループでは、安心安全な物流を実現し、皆様のご期待に応えるため、そして無事な帰りを待つ乗務員のご家族のため先端の安全装置の導入にも積極的に推進して参ります。